KDDIは5月26日、カシオ計算機製のCDMA 1X端末「G'zOne TYPE-R」(5月26日の記事参照)を7月下旬から全国で順次発売すると発表した。かつての「G-SHOCK携帯」が4年ぶりに復活し、スペックを進化させて折りたたみ型で登場した(6月29日の記事参照)。
折りたたみ型ながらタフネス性能を実現した。耐水性はJIS保護等級7相当(水深1メートルの水槽に沈めた状態で30分放置しても性能を保つ)。耐衝撃性を高めるため、ヒンジ部やサブ液晶周りにウレタン素材、メイン液晶型本体部にはマグネシウム合金を使用。バッテリー部の丸型埋め込み式スクリューロック、落下時の衝撃を吸収する「カスタマイズプロテクター」の装備など、工夫を凝らした。カスタマイズプロテクターは3種類が付属し、好みに合わせて付け替えが楽しめる。
アウトドアでの利用を想定し、手袋をしたままでも押しやすい突起形状のキーを採用。最大40ドットの「でか文字」や、メールや電話発信を簡単に行える「ペア機能」なども備えた。
カメラは128万画素。最大1280×960ピクセルサイズで撮影が可能だ。「人物」「夜景」など5つのシーンに合わせて撮影設定をプリセットした「ベストショット機能」を搭載した。
液晶はメインが約2.2インチの240×320ピクセル(QVGA)。背面のサブ液晶は「G-SHOCK」風の円形モノクロで、バックライト非点灯時でも視認性に優れる。地磁気センサーによる電子コンパス機能や、ストップウォッチ機能、タイマー機能などを本体を開かずに使用できる(6月30日の記事参照)。
電子コンパスはEZナビウォークと連動し、地図上で進む方向が常に画面の上方向に表示される「ヘディングアップ機能」を搭載した。GPS機能を使って家族の居場所などを確認できる「安心ナビ」にも対応した。
G-SHOCK携帯は、2001年6月25日に発表された「C452CA」以来。今年1月のCESで先行公開された(関連記事参照)。
主な仕様は以下の通り。
製品名 | G’zOne TYPE-R |
---|---|
サイズ | 約52(幅)×104(高さ)×28(奥行き)ミリ |
重さ | 約143グラム |
連続通話時間 | 約190分 |
連続待受時間 | 約270時間 |
カメラ | 有効128万画素 |
外部メモリ | - |
メインディスプレイ | 2.2インチ、240×320ピクセル |
サブディスプレイ | 丸型 |
EZナビウォーク | ○ (地磁気センサー付き) |
着うた | ○ |
安心ナビ | ○ |
ボディカラー | グリーンフラッグ、レッドゾーン、ブラックマーク |
データフォルダ容量 | 約12.8Mバイト |
BREWデータフォルダ容量 | 約7Mバイト |
Eメール送信BOX容量 | 約1.2Mバイト |
Eメール受信BOX容量 | 約2.4Mバイト |
日本語入力 | ATOK for au(関西弁対応)+AI推測変換「APOT」 |
バイリンガル機能 | ○ |
Eメールバックグラウンド受信 | ○ |
発売日 | 7月下旬 |
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