カシオ計算機製の「W31CA」は、320万画素CCDを搭載したWIN端末。前モデルで注目を集めたフルブラウザや2.6インチの大型液晶はそのままに(2004年10月の記事参照)、各種新機能が追加された。
カメラはオートフォーカス機構付きの320万画素CCD。フォーカスロックに対応し、最大2048×1536ピクセルの静止画撮影が可能になった。前モデル同様、回転2軸ボディを採用しており、大きな2.6インチの大型液晶をファインダー代わりにデジタルカメラスタイルでの撮影を行える。
撮影環境に合わせた設定で撮影を行える「ベストショット機能」も装備。「人物」「風景」「夜景」「トワイライト」「人物+風景」「食べ物」「文字」「スポーツ」「パーティ」の9種のモードが用意され、さまざまな撮影シーンで最適な写真を撮影できる。
メインディスプレイは前モデルで好評だった、240×400ピクセルと縦長の2.6インチ液晶を継承。PC用Webサイトの閲覧が可能な「PCサイトビューアー」に加え、新たに「PCドキュメントビューアー」が搭載された。WINのメール添付容量が500Kバイトに拡張されたことに伴い、メール添付されたWordやExcelなどのファイルを端末側で閲覧可能にしている。miniSDに保存したファイル閲覧にも対応。確認したいカ所の拡大や縮小のほか、回転やスクロールも行える。
ドキュメントビューアーはPicsel Technologiesの技術を使ったもので、Microsoft Excel/Word/PowerPoint、PDF、HTMLなどのファイルフォーマットのデータを閲覧できる。
1曲丸ごとダウンロードが可能な着うたフルは、ダイマジックのサラウンドプロセッサー「DiMAGIC Virtualiser X」により、広がりのあるステレオサウンドで聴くことが可能。PCで録画した番組やビデオで撮ったムービーは、付属するオーサリングツール「Media Stage体験版 for CASIO」を使ってminiSDカードに保存でき、横長のワイド画面で視聴できる。
セキュリティ面ではEメールの送受信フォルダにロックをかけられるようになり、ユーザーフォルダ内にもロック専用フォルダを用意した。
製品名 | W31CA |
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サイズ | 約51×103×28ミリ |
重さ | 約143グラム |
連続通話時間 | 約190分 |
連続待受時間 | 約240時間 |
カメラ | AF付き320万画素CCD |
外部メモリ | miniSD(別売り) |
メインディスプレイ | 約2.6インチ、240×400ピクセル |
EZチャンネル | ○ |
EZナビウォーク | ○(地磁気センサーなし) |
着うたフル | ○ |
着うた | ○ |
安心ナビ | × |
聴かせて検索 | × |
ボディカラー | クリムゾンレッド/ディープシルバー |
データフォルダ容量 | 約24Mバイト |
BREWデータフォルダ容量 | 約5.8Mバイト |
Eメール送信BOX容量 | 約850Kバイト |
Eメール受信BOX容量 | 約2.4Mバイト |
日本語入力 | ATOK for au(関西弁対応)+AI推測変換「APOT」 |
バイリンガル機能 | × |
Eメールバックグラウンド受信 | × |
発売日 | 8月初旬 |
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