京セラは6月13日、ウィルコムの音声端末“京ぽん”こと「WX300K」のソフトウェアアップデートを実施し、4xパケット通信に対応すると発表した。
WX300Kは、PHSの販売ランキングで首位を独走する人気の音声端末だ(6月9日の記事参照)。フルブラウザOperaや、POP3/SMTP対応メーラーなどを搭載するものの、機能を絞ったエントリーモデルに位置づけられ、従来はパケット通信が1xでしか行えなかった。
今回のソフトウェアバージョンアップにより、上位モデルの「WX310K」や「WX310SA」と同様に、2xおよび4xでのパケット通信が可能になる。もちろん従来どおり1xパケットや、フレックスチェンジ、64k PIAFS、32k PIAFSでの通信もできる。
バージョンアップ用の「4xパケット方式対応バージョンアップソフトウェアVer.2.0」は、6月13日14時から京セラのWX300K専用サイトで公開予定。ソフトウェアはPCでダウンロードし、USBケーブルで接続した端末へ転送してから更新を行う。
なお、4xパケット通信を利用するには、4xパケット方式に対応した料金プランへの加入が必要になる。
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