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» 2015年08月13日 08時00分 UPDATE

標高3454メートル:氷河も眺望できるヨーロッパ最高峰駅、約100年前の誕生秘話 (4/4)

[加山恵美,ITmedia]
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自家発電などで電車運行

 今では1年365日、切符を買えばすぐに銀世界にワープできます。ユングフラウヨッホ駅の外にはスノーパークがあり、スキーやそり、ワイヤーロープにぶら下がり空中飛行で遊ぶこともできます。

スフィンクス展望台 スフィンクス展望台

 トップ・オブ・ヨーロッパ館内からエレベーターに乗ればスフィンクス展望台に行けます。こちらは標高3571メートル。眼下には全長22キロメートルにもおよぶヨーロッパ最大のアレッチ氷河が広がります。なおこの氷河は1年に15センチずつ動くため、館内に作られた氷の迷宮「アイス・パレス」は都度補修されています。

 ほかにもユングフラウ鉄道は、電車の運行に要する電力を確保するために水力発電所を所有していたり、下り電車の走行時には自家発電を行うなど、技術的にも興味深い点が多いのが特徴です。

 最後に、ユングフラウヨッホ駅を訪問するときには紫外線対策と防寒対策を忘れずに。かなりの高地に短期間で到着してしまうので、高山病にも注意が必要です。ふもとの駅からこまめな水分補給が大事だと地元の人に教わりました。筆者も館内でたまに息切れや動悸(どうき)がありましたが、水を飲むと落ち着きました。無理せずに行けば大丈夫です。大自然の景色には感動すること間違いないです。

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