ポプラとローソンは9月18日、ダブルブランド店「ローソン・ポプラ」を山陰地区で展開すると発表した。11月に実験店を数店舗オープンし、来春以降、本格的に展開していく。資本・業務提携した両社の協力関係を店舗レベルでも強化する。
共同運営会社を設立して両社店舗・配送インフラを段階的に共通化。高齢化が進む山陰地区の環境変化に対応し、店舗運営を効率化する。
既存の「ローソン」「ポプラ」に加え、新たにダブるブランド店を導入。ローソンFCパッケージを採用する一方、ポプラの売りの1つである弁当「ポプ弁」も販売する。既存のポプラ店は(1)新ブランドに移行、(2)従来のまま継続──のどちらかから商圏に合わせて選べるようにする。
また、ポプラは工場やオフィスビルなどマイクロマーケット(小規模商圏)向けにローソンと協力して店舗を拡大。2015年度に30店舗を計画し、16年度には50店舗、17年度以降は年70店舗を出店する。ポプラの「生活彩家」、ローソンの「ナチュラルローソン」の商品調達・物流の共通化も図っていく。
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