では、かつての安っぽいおせちが、一気に高級路線に転換したキッカケは何だったのだろうか。筆者は、クリスマスケーキにあると考えている。
数年前から「コンビニスイーツがおいしくなったよね」と評判になり、消費者に認知もされ、定着した。遠くのケーキ屋より、近くのコンビニスイーツを楽しむ人も増えてきた。こうした動きを受け、クリスマスケーキも「おっ、コンビニのくせに意外とおいしいなあ」と、消費者が感じられるように品質を追求してきた。
数量限定ではあるが、ローソンは1万円のクリスマスケーキを売るほどに高級路線が浸透している。同様に、おせちの戦略も同じように変えていったのだろう。
年末年始のコンビニは“コロコロ”変わる――なぜそんなことができるの?
ご一緒に“最高”はいかが? ボジョレー・ヌーボー販売の舞台裏
なぜコンビニのクリスマスケーキは売れるようになったのか――知られざる裏事情
リベンジへの第一歩となるか?――グルーポン、おせち料理の販売を4年ぶりに再開Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング