「SMAP」はどうなってしまうのか スポーツ界で最も慌てたのは赤坂8丁目発 スポーツ246(5/5 ページ)

» 2016年01月19日 11時10分 公開
[臼北信行ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4|5       

中居の動向を凝視

 しかしながら、そうかと言って中居に代わって別の“ジャニタレ”を起用しにくいのも、また事実。例えば、同じジャニーズ所属でスポーツ関連のキャスターなどを務めた経験を持つ人気タレントには嵐の櫻井翔やKAT‐TUNの亀梨和也、TOKIOの国分太一らがいる。

 だが業界内には「もし代わって彼らのうちの誰かを次のWBCで起用すれば、世間からはヘンに勘ぐられ『ジャニーズから圧力がかかって中居を起用できなくなり、別の所属タレントを使ったのだろう』と色メガネで見られやすくなる。そう考えられる危険性があるとすると、公式スポンサーも嫌がって集まりにくくなるのではないか」と懸念する声がある。

 話を総合すると、侍ジャパンに関わる関係者の大半が「来年のWBC公認サポーターを務められるのは中居さんしかいない」と結論付けているのは間違いないところ。とにかく今後、ジャニーズ事務所に屈して表舞台からフェードアウトするようなことにはならないでほしい。そして、これまで通りに元気いっぱいのキャラクターを貫き、侍ジャパンをサポートして欲しい――。

 中でも特に来年3月のWBC参加で侍ジャパンのビジネスチャンスをさらに広げたいNPBの関係者たちはこう祈るような思いで、そのキーパーソンとなるべき中居の動向を凝視している。

※草なぎのなぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀


前のページへ 1|2|3|4|5       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.