日本の大きな社会問題である少子高齢化。
「子どもを育てにくい」「高齢者へのケアが行き届かない」。日本の福祉対策は問題が山積する中、高齢者の独り暮らしによるトラブルを軽減できるある取り組みが注目されています。
その取り組みを始めたのはフランス。きっかけは2003年の猛暑、フランス全土で1万5000人の人が亡くなり、その多くが独り暮らしの高齢者だったのです。
高齢者の住居に学生が同居するホームシェア。高齢者と学生のホームシェアには、どんなメリットがあるのでしょうか。
当事者同士だけではなく、行政にもプラスの効果をもたらす作用があるのです。フランスのシステムはNPOが仲介し、以下の順序でホームシェアへとつなげていきます。
登録料の支払い
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趣味、嗜好、ポリシーなどを事前調査
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NPOが間に入り、条件の合う人同士が複数回面接を重ねる
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マッチングに成功しホームシェアに至った場合、NPOに仲介料を支払う
また、ホームシェアにあたっての具体的な条件は以下になります。
NPOの担当者が定期的に訪れ、双方の状態や意見をチェックします。契約を破るとホームシェアが解約となる場合もあります。
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