2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委は4月25日、公式エンブレムを「組市松紋」(くみいちまつもん)のA案に決めたと発表した。
デザインは公募で一般から募集し、1万4599点から最終候補として4案が絞られ、ネットなどで投票を受け付けていた。
A案は市松模様を藍色で表現したもの。公式投票サイトの説明は以下の通り。
歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いた。
形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示す。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。
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