タミヤではどの商品情報についても、あらゆる媒体に一様に提供し、一様に取材対応していた。特定の媒体に別途情報をリークするようなことは一切しなかった。
情報提供先の媒体の編集部とその担当の方々が面白くなるまでタミヤの素材を料理してもらえるよう、必要に応じて万全に協力するというスタンスを崩さなかった。やらせなし、画像エフェクトなしで、本当に水上や雪上を走らせたり、空に向けて飛ばしたり、実車を引っ張ったりした。とことん改造し、どれだけスピードが出せるかにチャレンジし、その取り組み結果がそのまま誌面にリアルに反映された。裏を返せば、ただそれだけのことだった。
編集部の方々としばしばガチで耐久レースの勝負をしたことも一例だ。そんな、大人が本気になっているさまを読者の子どもたちに等身大で伝えていけたことも、人気につながった要素の1つだと思う。
この成功した3つの要因について、より詳細なことを次回以降で触れていきたい。
【変更履歴】一部事実と異なる箇所があったため、記事初出時から変更しております。訂正してお詫び致します。(5/11 11:19)
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