創業17年のピュアホームズは、主に地域密着高齢者向け事業を展開してきた。飲食店経営をきっかけとして、高齢者だけでなく、障害者も含めた、すべての人々にとって住みよい街づくりを目指したいという。ジャムについても、今後は就労支援で製造していきたいそうだ。「食堂車レストランの会社です」というキャッチフレーズは、同社にとって大きなメリットになるだろう。同様に東川口周辺地域も「食堂車レストランのまち」として知名度を上げていけるかもしれない。
こちらは1000円で販売している「CN POINTカード」。グランシャリオ専用デザインは先着100名限定。運営はクラブネッツ。加盟店で買い物をするとポイントが貯まる。TポイントやJALのマイルなどと連携している鉄道車両の商用転用は、決して良いことばかりではない。維持運用面で建物よりも難しい。かつて全国の観光地にあったSLホテルは全滅のようだし、鹿児島県の阿久根市で開業した寝台特急車両の宿泊施設「ブルートレイン阿久根」も閉鎖されてしまった。
グランシャリオは「乗客」から飲食代金のほかに車両維持費として500円をいただいている。これはテーブルチャージと思えばいいし、引き替えに渡される「乗車券」は記念になる。
スシ24 504に、鉄道車両の保存と商用利用の成功事例、そして地域のランドマークとして、新たな使命が与えられた。末永く、そしてより多くの人々の心に残る存在であってほしい。
寝台特急「カシオペア」が復活、次は東北・北海道新幹線の高速化だ
最後の夜行急行「はまなす」廃止でどうなる?
寝台特急北斗星に乗り続けた画家、鈴木周作さんの「これから」
「寝台特急北斗星を残して」と第3セクターの叫び 気持ちは分かるが“筋違い”Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング