ヤマトホールディングスが7月29日に発表した2016年4月〜6月期の連結決算は、経常利益が76億6600万円と、前年同期の47億7000万円から大幅増益となった。「宅急便コンパクト」「ネコポス」などの窓口拡大や、通販事業者への拡販を進めたことで、収益が好調に推移した上で、営業利益が大幅に改善されたことが要因。
営業収益は3418億7600万円と、前年同期の3289億3200万円から3.9%伸びた。「宅急便コンパクト」「ネコポス」のデリバリー事業や、企業間物流関連システム・サービスを提供するBIZ-ロジ事業が好調だった。営業利益は74億3300万円と、前年同期の41億3000万円から大幅改善した。
今後については、業務量に応じたコスト管理を推進し、生産性向上を目指す。
通期の業績予想は、営業収益は1兆4600億円、営業利益は650億円、経常利益は655億円と上方修正した。
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