――このほか、鉄道ならではの苦労はありますか。
竹花: 車両にフィルムを貼っても、安全性に問題はないのか。その試験を繰り返し行わなければいけません。一般的な車両と比べて、新幹線は何倍も速い。ということは、フィルムにかかる負担も大きくなる。安全性に問題はないのか。何度も試験を繰り返して、まずはフィルムを部分的に貼りました。
そして、問題がないことを確認して、次にフルラッピングすることに。そこでも安全性に問題がないか、試験を繰り返しました。過酷な状況でも耐えられることが分かったので、2016年4月に運行を始めた「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」のフルラッピングを手掛けました。ちなみに、新幹線のフィルムは、他の車両用よりも薄いんですよね。スピードが速いので、薄く設計しています。
――この仕事をしていていると、やはり看板や鉄道に目がいきますか?
竹花: ですね。「あの看板は汚れているなあ」とか思ってしまう。職業病ですかね(笑)。
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