次に体験したのは、「マリオカート アーケードグランプリVR」。VRの導入によってコースを360度見回すことができ、臨場感のあるレースを楽しめるアクティビティーだ。
キャラクターは、「マリオ」「ルイージ」「ピーチ」「ヨッシー」から選べる。コース上には「ドッスン」「パックンフラワー」「ボムへい」など、おなじみの敵キャラクタ―が待ち受けており、カートを踏みつぶそうとしたり、近づくと爆発したりといったアクションを起こす。
このゲームの最大の特徴は、手に「トラッカー」と呼ぶセンサーを装着してからプレイに臨むため、対戦相手の邪魔をする道具(ハンマー、亀の甲羅、バナナ)を手で投げたり、たたいたりできること。
ただし、アーケード版や家庭用ゲーム機版では、コース上の「ボックス」を通過するだけでアイテムを入手できるが、VR版では風船にくくり付けられてコース上に浮いているアイテムを自分でつかみとる必要がある。
その他の基本操作は、ハンドル、アクセル、ブレーキのみ。記者が体験した範囲では、ハンドル操作を誤った場合に、コーナーに激突して動けなくなるなどの演出はなく、コースの難易度は低め。敵キャラクターやアイテムによる攻撃を受けた場合でも、走行不能になる時間が短いため、ユーザー間の差がつきにくい仕様になっている。
レーシングゲームではおなじみの、レース中の順位表示も実装されておらず、参加者が楽しむことを重視していることがうかがえた。
今回記者が体験した「エヴァ」「マリカー」を含む、11種類のVRアクティビティーは建物の2階に設置されている。
1階では、人気アニメ「攻殻機動隊」の世界を再現した対戦ゲーム「近未来制圧戦アリーナ 攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds」(8月開始予定)など2種類を楽しめる。「ナイアガラドロップ」「トラップクライミング」のコーナーや、土産物店「VR ZONE STORE」、フードコート「GLAMPER'S」なども設けられている。
1階の壁面には森林や草原の様子がプロジェクションマッピングで投影されており、指で触れた所だけ模様が変化するなど、細かな工夫も施されている。
チケットは公式サイトで予約可能。入場チケットと4つ分類したアクティビティーの中から1種類ずつを体験できるチケットがセットになった「1day 4チケットセット」(税込4400円)などを予約販売するほか、当日券の販売も受け付ける。
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