米投資調査会社Fundstrat Global Advisorsの共同創設者であるトーマス・リー氏は4月16日、米CNBCに出演し、ビットコインは2018年末までに2万5000ドルに達するとの見解を示した。リー氏はビットコインの先行きについて強気の予想を立てていることで知られている。
リー氏は「4月17日の確定申告の締め切り以降は税金関連の売り圧力が終息し、ビットコインは再び持ち直す。18年末までには2万5000ドルに達するだろう」と見解を示した。
リー氏は仮想通貨に対する課税についても言及。「仮想通貨の取引から発生した利益は課税対象だと認識されるようになった。今年、IRS(アメリカ合衆国内国歳入庁)は米国の家計から250億ドルの仮想通貨取引にかかるキャピタルゲイン税を徴収する」と予測。
キャピタルゲイン税の徴収額は、今まで多くても年間で1440億ドルだったという。仮想通貨によって生み出される新たな250億ドルはIRSにとって「棚ぼた」だと表現した。
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