先週5月11〜17日は米仮想通貨メディアCoinDeskなどが共同企画する”Blockchain Week New York City”と称される期間で、米ニューヨークシティでは多くの仮想通貨関連イベントが開催された。昨年は同イベント開催に伴いビットコインの価格が69%も急騰したため、今年度も価格の高騰が期待されていた。
だが、ふたを開けてみると先週のビットコインは10%ほど下落。5月18日には一時8000ドルを下回った。その後8800ドル以上まで回復したものの、市場では落胆の声が広がったようだ。
ビットコインの価格は上昇するだろうと予想していた米投資調査会社Fundstrat Global Advisorsの共同創設者であるトーマス・リー氏は5月18日、「ビットコインなどの価格が上昇しなかったことは残念だったが、メインイベントであるConsensus 2018は大きな成功を納めた」と米CNBCで語った。
先週のビットコインとその他の仮想通貨の下落は新規事業が経験する”成長痛”のようなものとした上で、イベント参加者が昨年に比べ3倍以上に増加したことを指摘。「世界中から素晴らしい人材を集めた素晴らしいイベントだった」と称賛した。
CoinDeskは、チケット1枚2000ドルと高額であるにも関わらずConsensus 2018には8,500人ほどが参加したと報告。チケット収益だけで少なくとも1700万ドルに上ったという。
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