ビットコインが5月23日の朝方に8000ドルを下回り、一時7800ドル台目前まで下落した。イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ――など、その他主要通貨も軒並み下落傾向となっている。
MarketWatchによると、英ネット証券会社Think Marketのチーフマーケットアナリストであるナイーム・アスラム氏は足元の市場動向について、「中国ではICO(Initial Coin Offering、仮想通貨の新規公開)市場が非常にアクティブであるというニュースが伝わり、さらに厳しい規制が課せられるのではないかとの懸念が生じたため」と分析。
8500ドルを回復するのは難しいものの、8000ドルがサポートラインとなっており、レンジが縮小するにつれブレイクアウトする可能性が高まっていくとした。
BlockTributeでは、韓国の金融委員会(FSC)が仮想通貨取引所に対する規制を強化するのではないかとの見方が広がり、仮想通貨の熱狂に冷や水を浴びせたようだとしている。
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