日本労働組合総連合会(連合)は5月23日に、働き方に関するアンケート調査の結果を発表した。仕事上でパワーハラスメントを受けた経験のある人は約半数に上った。
仕事上でハラスメントを受けたことがあるか尋ねると、「パワハラ」は50.2%が経験したと答えた。2位は「お客様・取引先などからの暴言など」(31.4%)、3位は「セクハラ」(13.3%)――と続いた。30.2%の人は「受けたことはない」と答えた。
我慢できる残業時間は「11〜40時間」が37.0%でトップ。次いで「1〜10時間」が33.3%、「41〜80時間」が11.7%――と、約8割の人が40時間以下と回答した。
給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なことでは、1位に「自分の老後」(39.1%)、2位に「クビ切り・雇止め」(24.5%)、3位に「結婚」(21.9%)――と、回答者の約8割が10〜30代だったことを踏まえると、若者の労働環境の厳しさが垣間見える結果だった。
調査は4月28〜29日に、「ニコニコ超会議2018」の会場で10〜60代の男女871人を対象にアンケート形式で実施した。10代は91人(11%)、20代は364人(42%)、30代は226人(26%)、40代は124人(14%)、50代は47人(14%)、60代は5人(1%)だった。
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