4位は、トヨタが6月22日に発売した高級セダン「センチュリー」の新型。21年ぶりのフルモデルチェンジで、その仕様は多くの注目を集めた。「継承と進化」をテーマに開発し、エクステリアには「一目でセンチュリーと分かるデザイン」を継承しつつ、より漆黒感を高める塗装を行った。
一方、先代が搭載していた、国産唯一だったV型12気筒エンジンを廃止。新たに、381PS、510Nmを発揮する5リッターV型8気筒エンジンと電気モーターを組み合わせるハイブリッドシステム(ニッケル水素充電池)を採用し、燃費性能・環境性能を高めている。価格は1960万円。
5位は、スズキが7月5日に発売した新型「ジムニー」。20年ぶりのモデルチェンジとなった今回は、ラダーフレームなどジムニーのこだわりを継承しつつ、車体やエンジンの一新で動力性能と使い勝手を高めている。
外観デザインは「専門家が愛用する“プロの道具”」をコンセプトに刷新。面の剛性を高める造形や、降雪時に雪がたまりにくい凹凸が少ないボディー形状を取り入れ、走破性を高める工夫を施している。価格は145万8000円〜184万1400円。
6位は、独BMW日本法人が5月に発表した新型「MINI」。MINIロゴを刷新するなどのマイナーチェンジを施したほか、iPhone専用アプリを通じて車外からドアロック操作ができる仕組みを取り入れたモデルだ。
7位は、独Audi(アウディ)が7月に発表したコンパクトSUV(スポーツタイプ多目的車)「Q3」。欧州で今秋から販売予定のモデルで、外観デザインをスポーティーに刷新。室内空間を広げて快適性も高めている。
8〜10位は、本田技研工業(ホンダ)の軽オープンスポーツ「S660 Modulo X」、ホンダの軽バン「N-VAN」、メルセデス・ベンツ日本の新型「CLS」――という結果だった。
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