ビットコイン価格は8月28日、ついに7000ドルを上回った。抵抗線とされていた6750ドルを超えた後、6900〜6950ドル台を推移。最終的に7100ドル近くまで上昇した。その他の仮想通貨もポジティブな動きを見せている。米証券取引委員会(SEC)がビットコインETF(上場投資信託)案件を拒否すると発表したことなどを受け、先週には一時6200ドル台まで値を下げていたところから大幅に回復している。News BTCが報じた。
市場参加者が夏季休暇から戻ってくるタイミングということもあり、株式やコモディティ、仮想通貨などの高利回りでハイリスクな商品の需要が高まっているようだ。7000ドルを超えるビットコイン価格の動きは、米株式相場でS&P500種株価指数が最高値を更新したことにも影響を受けたとみられる。
テクニカルアナリストのサラ・ジェン氏は、現在の上昇基調はブルマーケット(強気相場)の兆しだと指摘。今後さらに1000ドル近く上昇する可能性があるとし、7800ドルが1つの目安になると予測している。
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