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大学生の7割、「就活日程ルールは必要」

» 2018年10月10日 18時59分 公開
[ITmedia]

 企業は採用活動の日程ルールが廃止された場合、自社の影響をどのように考えているのだろうか。全国の主要企業を対象に聞いたところ、優秀な学生の採用について「採用しづらくなると思う」が64.7%で最も多く、「採用しやすくなると思う」はわずか5.2%にとどまっていることが、ディスコの調査で分かった。

優秀な学生の採用について(出典:ディスコ)

 必要な採用数の確保については、「確保しづらくなると思う」が65.0%。一方、「確保しやすくなると思う」と答えたのは5.1%だった。

大学生の7割は「就活日程ルールが必要」

 就活日程ルールの必要性について、2019年3月卒業予定の大学生に尋ねたところ、「ルールは必要だが、今の日程でなくても良い」(46.5%)と「今のルールが良い」(24.2%)を合わせると、ルール必要派が7割を超える結果に。

大学生の7割は「就活日程ルールが必要」(出典:ディスコ)

 就活の日程ルールがなかったとして、就活を開始したい時期は「大学3年生の4月」が最も多く12.2%。次いで「大学4年生の4月」(11.3%)、「大学3年生の12月」(8.9%)、「大学3年生の10月」(8.8%)と続いた。就活を終了したいのは「大学4年生の4月」(21.1%)がトップ。以下「大学4年生の6月」(19.9%)、「大学4年生の5月」「大学3年生の3月」(いずれも11.8%)だった。

 インターネットを使った調査で、全国の主要企業1302社が回答。調査期間は9月26日か10月5日まで。また、2019年3月卒業予定の大学生(理系は大学院修士課程含む)1159人が回答した。調査期間は10月1日から9日まで。

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