1996年に創業後、QBハウスは「10分1000円」という分かりやすいビジネスモデルで急成長してきたが、競合店が多数登場したことにより、人材確保が難しくなってきた。同社は「現在は異なる仕事に就いている元理美容師の採用・育成への投資や、店舗スタイリストの安定的な待遇改善に取り組む必要があるが、内部努力による経費削減だけでは対処できなくなったため値上げに踏み切る」としている。従業員に10年、20年と働き続けてもらうには、もっと明るい人生設計を描けるような給料を出す必要もあるのだろう。
同社は値上げによって、どれほどの影響を受けるのだろうか。そして、技能と対人サービスの向上により、どれだけ盛り返すことができるのだろうか。
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模倣店が増えても、QBハウスも増えるワケCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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