JT(日本たばこ産業)は1月17日、加熱式たばこ「Ploom TECH(プルーム・テック)」の新モデル「Ploom TECH +(プルーム・テック・プラス)」と「Ploom S(プルーム・エス)」を発表した。前者は約40度での低温加熱式、後者は約200度の高温加熱式とした点が特徴で、1月29日に全国の専門店「Ploom Shop」とECサイト「Ploom オンラインショップ」で発売する予定。
今後は従来モデルを含めた3種類を並行して展開し、吸い応えなどユーザーの多様なニーズに対応。先行するフィリップ モリス ジャパン(PMJ)の「IQOS(アイコス)」からのシェア獲得を目指す。
機能面だけでなくデザイン面からも競合製品との差別化を図るため、JTは新型プルーム・テックの外装にも注力。特に、たばこスティック10本の連続吸いに対応する高温加熱式の「Ploom S」は、表面に手になじみやすいマットな加工を施すとともに、左右非対称のデザインを採用。「ガジェットっぽくない、かわいらしい仕様にした」(JTのマーケティング担当者)という。
同じく10本の連続吸いに対応するPMJの「アイコス3マルチ」はメタリックかつ先進的なデザインを取り入れているため、「Ploom S」は競合製品との違いを明確に打ち出し、親しみのある外装にすることで幅広いユーザーに訴求していく。
またJTは昨夏、従来型の「Ploom TECH」向けに“世界の都市”をイメージした配色を施した限定デザインバッテリー「CROSS THE BORDER」を発売。異なるデザインを2台持ちしたい層や、おしゃれなたばこを持ちたい女性など、多様なユーザーの取り込みを図ってきた。
この流れを加速させるため、同社は新型「Ploom TECH」2機種にも限定デザインを設定。「Ploom TECH +」には「URBAN CHIC COLORS」「RELAX MODE COLORS」、「Ploom S」には「NUANCE OF LIFE」と呼ぶ配色パターンを設け、さらなるユーザー増を目指す。
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