コラム
» 2019年01月25日 10時28分 公開

視聴率ダウン:お笑いをつまらなくしたのは誰か セクハラの境界線 (1/4)

ダウンタウン松本さんの番組での発言がセクハラであるという批判。つるし上げに対し、「こんなんじゃ何も言えない」「息がつまる」という声も出る中、ハラスメントへのスタンスを考えます。

[増沢隆太,INSIGHT NOW!]
INSIGHT NOW!

 ダウンタウン松本さんの番組での発言がセクハラであるという批判。長崎新聞社長による部下へのセクハラ・パワハラ発言。SPA!による女子大ランキング事件と、ハラスメント問題は絶え間なく続いています。つるし上げに対し、「こんなんじゃ何も言えない」「息がつまる」という声も出る中、ハラスメントへのスタンスを考えます。

(1)セクハラ発言

 ダウンタウン松本さんが、自身の番組「ワイドナショー」において、出演者である指原さんにセクハラ発言をしたという批判が起こりました。経緯としては、AKBグループであるNGT所属タレントへの暴行事件についてのコメントの中で、事実上AKBのトップリーダーである指原さんに対して、ゆるいボケの一環で放った松本さんに発言がセクハラだとしてネットニュースに上げられたのです。

 恐らく番組を見ていない大多数の人は、このネットニュースの文字情報だけをみて「松本、セクハラ!」という印象を頼りに批判を広げ、さらに小島慶子さんやたかまつななさんなどの文化人がセクハラ糾弾に燃料投下するなど、炎は燃え広がりました。

 一方当事者である指原さんは自身のTwitterで本件について「松本さんが干されますように」との、正に神がかった絶妙のボケを返し、当事者2人の信頼関係や本件を勝手に広げられたくない意思表明をしたと考えられます。

 他にも長崎新聞社長が、社長就任前のパーティーで部下に対してセクハラ発言をしたことや、週刊SPA!特集「ヤレるギャラ飲み」において、ギャラ飲み女性(お金を払って宴席に来てくれる一般女性)のランキングを載せた記事が猛批判を浴びています。ハラスメントがだめとなった現在でも、いまだにくり返されるのはなぜでしょう。

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