JT(日本たばこ産業)は2月7日、加熱式たばこ「Ploom TECH(プルーム・テック)」の新モデル「Ploom TECH +(プルーム・テック・プラス)」と「Ploom S(プルーム・エス)」の販売計画を発表した。春〜秋にかけて、全国のコンビニなどで取り扱いを始める予定。
「Ploom TECH +」は約40度での低温加熱式、「Ploom S」は約200度の高温加熱式。両モデルともに1月29日に発売し、現在は全国の専門店「Ploom Shop」とECサイト「Ploom オンラインショップ」のみで販売している。
今後は、コンビニを含む一部たばこ販売店での取り扱いを段階的に始める。開始時期は機種によって異なり、「Ploom TECH +」は、4月から東京都、大阪府、宮城県、愛知県、広島県、福岡県の6都府県に展開し、7月から全国に広げる。「Ploom S」は、同じ6都府県での取り扱いを7月にスタートし、9月から全国に広げる。
日程などの詳細は、決まり次第再度告知するとしている。
JTが同日公表した2018年度(同年1〜12月)の連結業績は、売上高が2兆2159億6200万円(前年度比3.6%増)、営業利益が5649億8400万円(0.7%増)、最終利益が3856億7700万円(1.7%減)だった。
紙巻きたばこの大幅な売上減を加熱式たばこの伸長でほぼ相殺したといい、19年度も加熱式たばこを事業成長の柱に据える方針だ。
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