職場の人間関係に悩んだことのある女性が86%――人材会社のエン・ジャパンの調査でこんな結果が出た。最も関係に悩んだ相手は「上司」が最多で46%。次いで「先輩」(24%)、「同僚」(23%)だった。
上司との関係に最も悩んだという女性からは「部下の話を聞こうとしない」「仕事に対する常識が合わず、言い合いになって神経をすり減らした」「指示に一貫性がなく気分屋で、職場の空気がいつもピリピリしていた」などの声が挙がった。
先輩に対しては「指示が一人一人違い、何度もやり直すことになった」「いじりが度を超えているが、先輩なので強く言えない」、同僚に対しては「仕事の愚痴や人の悪口ばかり言う人がいる」「職場で派閥争いがあった」といった意見もあった。
また、同調査で職場の人との業務時間外の交友について聞いたところ、「交友を望まない」と答えた人が34%と、「望む」(11%)と答えた人を大きく上回った。エン・ジャパンは「男性に比べて女性は1社でキャリアを積んでいく意欲が低い傾向にある。職場での人間関係の構築を、そこまで重視していないのではないか」としている。
調査は2月14日から3月13日にかけて、同社のサービス「エンウィメンズワーク」を利用する女性499人を対象にインターネット上で実施した。
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