マイナビはこのほど、2020年春卒業予定の大学生・大学院生の就職内定率について発表した。3月末時点の内々定率は12.7%(前年同期比3.2ポイント増)で、就職活動の情報解禁が3月以降となった16卒の調査以来、過去最高を更新した。
文理男女別で見ると、文系男子の内々定率は12.7%(前年同期比3.3ポイント増)、文系女子は9.2%(1.5ポイント増)、理系男子は16.3%(5.6ポイント増)、理系女子は14.3%(2.4ポイント増)。理系学生に特に内々定が集まっている現状が浮き彫りになった。
内々定をもらった会社の数は1社が最多で保有者の79.2%。2社から内定をもらった人は12.9%、3社以上という人も7.9%いた。一方、内々定を保有していても「就職活動を続ける」と答えた学生は81.3%と8割を超えた。「まだ序盤と考え、活動を継続する学生が多数を占めている」(マイナビ)
調査は3月25日から31日に就職情報サイト「マイナビ2020」を利用する大学生と大学院生を対象に実施。Webアンケートで7030人の回答を得た。
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