4月から残業をテーマにしたドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS火曜午後10時〜)が始まりました。吉高由里子さんが演じる主人公の東山結衣は、毎日定時で帰る会社員です。午後6時までに仕事を終わらせ職場を去り、行きつけの中華料理屋で小籠包をつまみながらビールを飲む。そんな姿を見てうらやましい! と思った人もいるのではないでしょうか?
このようなドラマが放送されることは、多くの人にとって定時で帰れず残業が当たり前の状況であることも示しています。
「定時でなんて帰れない」と思った人にこそ確認をしてほしいのが、残業を強制できるラインはどこか? ということ。あなたが定時で帰れない状況は、法的に無理なのか、帰れないような雰囲気を感じているだけなのか、はっきりさせることが定時に帰るための第一歩です。
自分を守るのは、何よりもまず自分自身です。本来、残業をせずに定時で帰っていいラインとはどこにあるのでしょうか?
残業や有給の取得など、働き方がまるでマナーのように語られることもありますが、大前提としてベースにあるのは法律です。
会社が社員に残業をさせる場合は、書面で明示する必要があります。まずは「就業規則」「36協定」「労働条件通知書」で、会社ごとの残業のルールについて確認をして、この3つの書面が整備されていることを確認する必要があります。
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