これまでビットコインに否定的だったJPモルガンが、「ビットコインは本質的な価値を超えて急上昇している」とコメントしたことが話題になっている。Bloombergが伝えた。
日本円にして50万円を切るまでに価格の落ちたビットコインだが、4月に復調し急騰した。5月末時点では80万円前後で推移している。JPモルガンは、この価格は本質的な価値を超えており、2017年に暴騰した様子に似ているとしている。
計算能力や電気代などの数値を使い、ビットコインの製造原価を計算することで本質的価値を導き出したという。JPモルガンは、ビットコインをコモディティ(商品)として扱うとしている。
JPモルガンは当初、「ビットコインは詐欺」などとしており否定的な立場に立っていた。一方で、2月には独自の仮想通貨「JPMコイン」を発行している。
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