今年4月から全ての企業で有給休暇の取得が義務化されたが、ビジネスパーソンは希望通りに有休を取れるのだろうか。
サイボウズの調査によると、最も希望する人が多い有休の取得方法は「まとめて長期休暇」(37.9%)だった。一方、実際にどんな取り方になりそうか聞くと、半数以上の人が「1日や半日単位での休暇を複数回」(52.4%)と回答。「まとめて長期休暇」を取れそうだと回答した人は17.2%と2割以下だった。
有給休暇の過ごし方についても、理想と現実にギャップがあるようだ。理想では1位が「泊りがけの旅行」(59.2%)、2位が「日帰りのレジャーや旅行」(54.1%)だったのに対し、現実は「自宅でゴロゴロ」(45.6%)や「自宅のたまった家事、家の用事」(32.3%)になりそうだと答える人が多かった。
サイボウズは「泊り旅行に行きたいが、まずは自宅でゆっくり過ごしたり、家事をしたりするのが現実的という意識が垣間見えた」としている。理想を現実が上回った過ごし方は、「仕事(持ち帰り残業)」と「その他」のみだった。
調査は4月13日から14日にかけてインターネット上で実施。25〜50歳のビジネスパーソン400人から回答を得た。
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