鉄道会社は主に、早朝時間帯の増発、混在状況をWebサイトやアプリなどで掲載、ポイントを付与、有料列車の運行などを行っている。
早朝時間帯の増発を行っているのは、東急電鉄や東京メトロである。東急電鉄では「時差Bizライナー」や「時差Biz特急」を運行し、早朝時間帯の利便性を高めようとしている。東京メトロは、日比谷線・半蔵門線・南北線で列車を増発している。
これにより、早朝時間帯の利用促進と、混雑緩和を目指している。
混雑状況の掲載を行っているのは、JR東日本、東武鉄道、西武鉄道、京急電鉄、東京メトロ、つくばエクスプレスなどである。どの時間帯の、どの車両が混んでいるのか、あるいは空いているのかを表示して、快適に乗車してもらおうという仕組みである。普通に通勤していた人が、電車の中でアプリなどの表示を見て混雑状況などに気付き、翌日からはより適切な通勤電車の乗り方を考えるようになる。
特に多いのがポイント付与だ。「時差Biz」参加社の多くが行っている。ポイントを抽選でプレゼントするJR東日本のようなパターンもあれば、京王電鉄のように期間を区切ってポイントを付与するパターンもある。東急のように条件を満たせばもれなく、という会社もある。
「賃金上げたら日本は滅びるおじさん」の言っていることは、本当か
7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
東京の地下鉄、なぜ乗り換えが「つらい」のか
築46年なのに、なぜ「中銀カプセルタワー」に人は集まるのか
「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
着工できないリニア 建設許可を出さない静岡県の「正義」
新幹線と飛行機の壁 「4時間」「1万円」より深刻な「1カ月前の壁」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング