その一方、「“老後2000万円問題”の話題を見聞きして何か行動したか」に対して78.2%が「いいえ」と回答。「現在の資産運用の状況」に関する設問に対しては59%が「資産運用を行っていない」としている。多くの人が、「2000万円を貯められない」と思いながらも実際の行動に移れていない状況が分かった。
なお、資産運用を行っている人(41.0%)のうち、「株式投資(43.7%)」が最多。「行ってみたいと思う資産運用」の設問でも、21.6%で「株式投資」がトップだった。2位の「外貨預金」は16.0%で、株式投資が5.6ポイント上回った。
「現在の預貯金額」に関する設問では、平均額が695万円だった。その一方で、36.5%が「100万円未満」と回答。一部、多くの預貯金を保有している人が平均額を押し上げた形だ。各年代の平均額を見ると、20代が452万円、30代682万円、40代が952万円だった。
調査は、19年7月26日〜29日の期間に、全国の男女1000人を対象にインターネットを使って行われた。
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