お店のミライ
ニュース
» 2019年09月18日 12時45分 公開

独自の説明文を掲載する店も:セブンの「支払い額が増える」問題 店舗にある告知文が分かりにくかった (1/2)

セブン-イレブンが消費税の計算方法を変更した。買い物の方法によっては支払総額が増えるケースもある。事前の告知が十分でなかったと広報担当者は反省の弁を述べた。

[昆清徳,ITmedia]

 セブン-イレブンの一部店舗に、こんな告知文が掲載されていた。

 題名は「お客様へ お支払金額の計算方法の変更について」となっている。告知文の内容は「9月16日(月)よりセブン-イレブンでは、本体価格による計算に変更させていただいております。この変更に伴い、複数個を同時にお会計すると、ひとつずつお会計した場合に比べて差額が生じることがあります。ご了承ください」というものだ。

photo 300円だった支払い額が301円に

お客は混乱するかもしれない

 この文章だけ読んでも、何が起きているのか分からないお客は多いかもしれない。実際、都内のある店舗では、店員が手書きしたと思われる別の説明文が貼り出されていた。説明文は、「お会計時は、商品の税抜き価格に税率8%がかかります」としたうえで、以下の計算式を記載している(表記はママ)。

 「コーヒー税抜93円、税込100円」

 「93円×1個×1.08%=100円」

 「93円×3個×1.08%=301円」

 これを読むと、「まとめ買いをすると損するんだな」ということが何となく分かる。記者も「税抜き93円、税込100円」のペットボトル飲料を3本購入してみた。すると、確かに合計金額が301円になった。計算してみると、279円×1.08=301.32円となる。小数点以下を切り捨てて301円になったわけだ。

 もし、300円しか持っていないお客が来店したらどうなるだろうか? 母親から「3本買ってきてね」と300円を手渡された小さい子どもは、会計の際にびっくりしてしまうかもしれない。

photo 店舗の外に貼られた手書きの説明文。会計のシステム変更が行われたのは16日だが、ここには17日と記載されている
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間