現在、大学に通っている1〜2年生は、どんな会社に就職したいと考えているのだろうか。全国の大学生に聞いたところ「地方公務員」(27.5%)が最も多く、次いで「国家公務員」(19.5%)、「グーグル」(9.3%)であることが、与信管理を手掛けるリスクモンスターの調査で分かった。
4位は「アマゾン」(6.3%)、以下「LINE」(5.5%)、「ソニー」(5.3%)、「明治」(4.5%)、「アップル」(3.3%)と続いた。公務員の人気は高く、1位と2位を独占。民間企業では「グーグル」「アマゾン」「LINE」が上位にランクインするなど、「学生が日頃からスマートフォンなどで利用頻度が高いIT関連企業の人気が上昇した」(リスクモンスター)
大学1〜2年生が就職したいと思う企業(クリックしてすべてを表示、出典:リスクモンスター)
官民別で志望割合を見ると、「国内民間企業」(45.7%)が半数近くいるのに対し、約3人に1人は「公務員」(30.5%)。「公務員の志望割合は、1年生より2年生、女性より男性において高い傾向が見受けられた」(同)
官民別の志望割合(出典:リスクモンスター)
「地方公務員」を挙げた人に、その理由を尋ねると「安定している」「地元に貢献したい」「転勤がない」といった声が目立った。「国家公務員」を選んだ人からは、「安定している」「国に貢献したい」、「グーグル」を選んだ人からは、「IT業界の一流企業」「自由な社風と先端な技術」といった回答があった。
インターネットによる調査で、大学1〜2年生の男女600人が回答した。調査期間は9月11日から13日まで。
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