JR西日本は深夜帯ダイヤの見直しを発表し、近い将来終電が繰り上がることになったわけだが、このことについてどのように感じている人が多いのだろうか。20〜70代の男女に聞いたところ、「賛成(どちらかと言えばを含む)」は26.9%だった一方で、「反対(どちらかと言えばを含む)」は32.5%であることが、エアトリの調査で分かった。
賛成派の人からは「鉄道職員の労働環境改善になる」「治安が良くなる」、反対派の人からは「終電に乗り遅れたらタクシーで帰宅しなければならず、出費がかさむ」「消費が低迷してしまう」といった声があった。
終電まで働くことがある(よく+時々)人に、終電が早まれば自身の労働環境改善につながるかどうかを聞いたところ、51.1%が「変わらない」と回答。「悪化する」は26.6%、「改善する」は22.3%という結果に。「電車の利用者にとってはタクシーでの帰宅、自宅に仕事を持ち帰ることになるなど、必ずしも良い影響を与えるものではないことがうかがえた」(エアトリ)
終業または閉店時間が前倒しになると困るものを尋ねると、「タクシー」(39.1%)を挙げる人が最も多かった。次いで「24時間受付のホテル」(31.2%)、「コンビニ」(30.8%)、「病院」(29.2%)、「飲食店(居酒屋など)」(21.7%)と続いた。
インターネットを使った調査で、20〜70代の男女831人が回答した。調査期間は11月7日から10日まで。
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