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ライブ映像でも顔にモザイクをかけられるAI動画技術「LiveMasq」 オークネットが開発

» 2019年12月17日 12時50分 公開
[城戸芳充ITmedia]

 情報流通支援サービスのオークネット(東京都港区)は、撮影している動画内の人物にモザイクをかけることができる動画技術「LiveMasq」(ライブマスク)を開発、パイロット版の提供を開始した。パイロット版で操作性やモザイクの処理スピードなどを検証し、2020年7月ごろに本格的なサービス提供を開始する。

photo ライブ映像でプライバシーを保護

 LiveMasqは、ディープラーニングを活用した人物動画認識技術だ。顔を映したい人物をAI(人工知能)に認識させ、それ以外の人物の顔にモザイクをかけることでプライバシーを守ることができる。

photo ディープラーニングを活用

 同社提供の顔認識サービス「Andy」の技術を活用することで、撮影済みの動画だけでなく撮影しながらリアルタイムでモザイク処理を行えるのが最大の特徴。これまでは困難だった、撮影しながらリアルタイムで動画公開を行うことも容易になるため、同社では「今後さまざまな動画活用シーンでご利用いただけるサービスとなる」と期待感を高めている。

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