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調査リポート
» 2020年02月07日 13時20分 公開

9割が接客でのマスク着用を支持:接客の仕事で「感染症の不安」は7割 マスク着用に「賛成」「反対」それぞれの意見とは?

エアトリインターナショナルの調査によると、接客業経験者の7割以上が感染症をうつされる不安を抱えている。一方、自身が風邪などにかかっているときの外出で、必ずマスクをつける人は7割にとどまった。

[ITmedia]

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、接客などの業務における「マスク着用」も議論になっている。総合旅行プラットフォーム「エアトリ」を運営するエアトリインターナショナル(東京都新宿区)は2月7日、マスクの着用に関するアンケート結果を発表。接客業経験者の7割以上が感染症の不安を感じる中、自身が風邪などにかかっているときの外出でも、必ずマスクをつける人は7割にとどまった。

「マスク着用」に対する意見は?

 まず、普段の生活で外出時にマスクを着用する頻度はどれくらいなのか。「自身が風邪などの感染症にかかっている時」「感染症が流行っている時」「いずれでもない通常時」におけるマスクの着用頻度について聞くと、現在のような感染症が流行っているときに「常にマスクをつける」と回答したのは47.8%、「時々つける」は38.3%だった。また、自身が感染症にかかっているときでも「常につける」は71.0%と、約3割はマスクをつけずに外出するときがあることが分かった。

 年代別に見ると、常に「マスクをつけない」と回答した人の割合は70代が最も高く、11.2%だった。その理由は「息がしづらい」「面倒」といったものが多く、「マスクは効果がない」という意見もあったという。

外出時にマスクを着用する頻度(=エアトリ調べ)

 そんな中、接客業経験者に対して「お客さんから感染症をうつされるかもしれない」と不安に思った経験があるか尋ねたところ、73.2%は「思ったことがある」と回答。不特定多数と接する業務に不安を感じている人が多数だった。

接客で感染症をうつされるかもしれないと不安に思ったことがあるか(=エアトリ調べ)

 接客業の勤務先でのマスク着用については、「可能」が73.2%だった一方、「禁止されている(いた)」が26.8%を占めた。また、「マスクを着用していたことで、お客さんから怒られたり、指摘されたりしたことはあるか」を聞くと、6.4%が「ある」と回答。少数ではあるものの、「接客店頭対応でマスク着用は失礼」「マスクをしているとサービスにならない」「風邪をひいているのではないか」などと言われた経験がある人もいた。

接客中のマスク着用は可能か(=エアトリ調べ)

 「感染症を予防するために接客者がマスクを着用することについてどう思うか」という質問に対しては、「賛成」が62.0%、「条件付き賛成」が30.9%と、9割以上がマスク着用を支持。一方、「反対」は1.4%、「どちらともいえない」が5.7%だった。

感染症を予防するために接客者がマスクを着用することについてどう思うか(=エアトリ調べ)

 接客者のマスク着用に「賛成」と回答した人からは、「自衛は必要。マスクをしていることと接客の質が下がることはイコールではない」(40代女性)、「自分や相手を感染症から守るには当然のこと。それを失礼にあたると考える方がナンセンス」(50代男性)といった意見があった。また、「条件つき賛成」では、「表情が分からない上に何を言っているのか分からないことが多く、不快なため、常時着用されると迷惑だが、感染症が拡散しているときは、お互いの予防のため必要だと思う」(40代女性)などという声があった。

 一方、「反対」とする意見も。「客を感染者と思うなら接客の仕事をするな!」(60代男性)、「表情が見えず、客とのコミュニケーションが取りにくくなる」(70代男性)、「マスク着用よりも必要なワクチンを打たせるとか、他にすることがある」(50代男性)という声があった。

 調査は、2月2〜4日にインターネットで実施。20〜70代の男女1322人が回答した。

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