引っ越しで出た「不用品」、処分するのはもったいない? もし売ればいくらになるのかメルカリ総合研究所が発表(1/2 ページ)

» 2020年03月03日 13時45分 公開
[ITmedia]

 4月からの新生活を控え、引っ越しの件数が多い3月。全日本トラック協会によると、2020年シーズンのピークは3月20日〜4月5日だという。ピークを迎えるのを前に、メルカリが運営するメルカリ総合研究所が、ニッセイ基礎研究所監修の下で実施した「引っ越し実態調査」の結果を3月3日に発表した。

引っ越しに関する調査が発表(画像はイメージ、出所:ゲッティイメージズ)

 調査では、「引っ越し時にやっておけばよかったと思うこと」を質問。トップは「不用品を処分して荷物を減らす」で全体の33.1%が答えた。他には「早めの梱包・荷造り」(29.8%)、「計画的な家の掃除」(29.3%)、「粗大ごみを早めに処分する準備」(28.6%)など、上位には「準備不足」に関する回答が目立つ。

「準備不足」での引っ越しが目立つ(出所:メルカリ総合研究所調査)

 では、「不用品」にはどんな種類があるのか。「引っ越し時に捨てられる不用品カテゴリー」を聞いたところ、「アパレル(トップス・ボトムスなど)」が54.5%でトップ。「アパレル雑貨(靴・帽子など)」(49.4%)、「ラグ/カーペット/マット」(43.7%)なども上位に並んだ。

 今回の調査では、メルカリ内の平均取引価格などを基に、引っ越しで不用品を処分することによる「カテゴリー別機会損失額」も算出。平均機会損失額が最も高かったのは「アパレル(ジャケット・アウターなど)」で4万4757円だった。同カテゴリーのものを「不用品」として処分した人数は435人で、平均処分数は5着。これらを捨てずにメルカリなどで販売していれば、4万円以上も得をした可能性がある。その他のカテゴリーについては、次の画像の通り。

平均機会損失額が高い不用品ランキング(出所:メルカリ総合研究所調査)
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