最近では、ペットと一緒に入れるお墓も増えてきている。鎌倉新書によると、これまでペットが亡くなった場合、公営の火葬場やペット霊園で供養するのが一般的だった。しかし、「ペットは家族の一員」という考え方が浸透する中で、ペットと一緒に入れるお墓も出てきた。
仏具関連サービスを提供する、メモリアルアートの大野屋(東京都新宿区)は、ペットと一緒に入れるお墓「With(ウィズ)ペット」を03年に発売。ドッグランやペットの足を洗う場所を併設する墓地も増えてきており、犬や猫だけでなく、小動物を供養するケースも多いという。
今回の調査では、お墓の購入前と購入後の人に分けて、「ペットとお墓」に関する意識を調査。購入前では、「ペットと同じお墓に眠りたい」と答えた人は63.0%だったが、購入後では「ペットと同じお墓に眠る」と答えた人は36.2%。ウィズペットのようなお墓が増えてきているとはいえ、まだまだ「ペットと一緒に」という需要に対しては供給不足にあるようだ。
調査は20年2月12〜20日にインターネット上で実施。「いいお墓」を利用した人に対し実施し、828件の有効回答を得た。
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