世界で活躍するスポーツ選手の知名度を利用して、CMやイメージキャラクターに起用する企業のトレンドが続いている。NTTレゾナントが「gooウェブ検索」において検索ログを用いて調査した「2019年度に注目されたアスリート」ランキングでは、テニスの錦織圭選手が1位を獲得した。その錦織選手には日清食品やユニクロなど多数の企業がスポンサードしており、億単位の広告費が支払われている。
同ランキング2位にはゴルフの渋野日向子選手がランクインした。渋野選手は2019年、海外メジャー「AIG全英女子オープン」に初出場で初優勝。日本勢としては42年ぶりにメジャーを制覇したことで注目を集め、ランキングに急上昇した。
その結果、渋野選手は2019年、新たにJAL(日本航空)とサポート契約を締結。JALは今後、国内外移動時のサポートを中心に、渋野選手の活動をバックアップしていくとしている。
ランキング3位にはフィギュアスケートの羽生結弦選手、4位には野球の大谷翔平選手、5位にはフィギュアスケートの宇野昌磨選手がランクインしているが、いずれも大手企業のCMやイメージキャラクターへ起用されている。
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