新型コロナウイルスに感染した人が増えている中、企業は通勤列車内での感染、あるいはオフィスで同じ空間を共有することによる感染を防ぐため、テレワークを推奨するようになった。また、密度の高い通勤時間帯を避けるため、時差出勤も行われるようになってきた。
在宅勤務や時差出勤により、通勤時間帯のラッシュが緩和され、ピーク時の利用者が減ることとなった。ただし、混雑率などを考えると、それなりに混雑している様子がうかがえる。土日祝日の朝の時間帯よりやや多い、ということになる。
今回の新型コロナウイルスにより、在宅勤務は本格的に普及するのか、あるいはまた元に戻るのかは気になるところである。近くに迫った東京オリンピック・パラリンピック期間の在宅勤務推奨の動きを考えると、今後半年くらいはテレワークが行われるはずだ。
その後どうするかは、社会全体の判断によるものとなるだろう。しかし、このまま在宅勤務が定着することも考えられる。
東日本大震災を経験し、新型コロナウイルスを経験する中で、都心に企業が集中し、そこに多くの人が通勤電車で通うことはリスクである、と考えるようになった。
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