就職・転職のための口コミサイトを運営するオープンワークは4月15日、「日本の残業時間(四半期速報)」を発表した。同社のサイトに寄せられた社員のクチコミと評価スコアを集計したところ、平均残業時間は2019年10〜12月の月25.76時間と比べ、20年1〜3月は月24.86時間(-0.91)と減少していることが分かった。
この調査は14年から行っていて、その年の1〜3月の平均残業時間は月45.09時間。その後、減少傾向が続いている。
平均残業時間を業種別に見ると、どのような違いがあるのだろうか。「マスコミ」(-4.71)が大きく減少しているほか、ほとんどの業界で19年10〜12月よりも減少した。1時間以上減少したのは「コンサルティング」「不動産・建設」(いずれも-1.98)、「行政機関、社団法人、学校法人」(-1.72)、「IT・通信・インターネット」(-1.06)、「サービス、小売、外食」(-1.05)。一方、「インフラ、運輸」(+0.89)のみ微増となった。
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