新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、自宅などで働く人が増えたように感じるが、実際どのくらいの人がいるだろうか。転職サイトを利用している男女に聞いたところ、「テレワークの制度を使って働いたことがある」と答えたのは17%であることが、エン・ジャパンの調査で分かった。
「17%」の数字を聞くと、「まだまだ少ないなあ」と感じたかもしれないが、昨年に比べて14ポイントも増加。テレワークという働き方を選んだ理由を尋ねると、「新型コロナウイルス感染拡大など、非常事態だったから」(67%)を挙げる人が最も多く、「新型コロナウイルスの影響が大きいことがうかがえた」(エン・ジャパン)
テレワークの制度を使って働いたことがある人に、自宅などで働く前の不安を聞いたところ「会社にいるときと同じ成果を出せるかが不安」(45%)が最も多く、次いで「仕事とプライベートをハッキリ分けられるのか不安」(43%)、「同僚や上司と顔を合わせて意思疎通できない不安」(34%)と続いた。
年代別にみると、20代は「同僚や上司と顔を合わせて意思疎通できない不安」、30代は「仕事とプライベートをハッキリ分けられるのか不安」、40代以上は「情報のセキュリティ管理が不安」が他の年代より回答が多かった。
テレワークの満足度をうかがったところ、61%が「満足(とても+やや)」という結果に。
インターネットを使った調査で、転職サイトを利用している男女1万3358人が回答した。調査期間は3月30日から4月26日まで。
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