会社に就職して、「機会があれば、別の会社に転職したい」と考えている人はどのくらいいるのだろうか。2015年に就職した男女に聞いたところ、男性の51.6%は3年目に転職を考え、その後は微増であるのに対し、女性の48.8%は3年目に転職を考え、その後も増え続け、5年目には62.4%に達していることが、国立女性教育会館の調査で分かった。
次に、将来管理職になりたいかどうかを聞いたところ、男性の87.9%は5年目でも管理職を目指しているが、女性の場合、1年目で60.0%、その後減少していき、5年目には37.6%。管理職志向の女性は、下げ幅も大きいことが明らかに。管理職を目指さない女性にその理由を尋ねると、「仕事と家庭の両立が困難になるから」を挙げる人が多い。
インターネットを使った調査で、2015年に就職した男女が回答した(入社1年目:1255人、2年目975人、3年目1090人、4年目800人、5年目726人)。
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