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» 2020年06月29日 16時24分 公開

自分の資産は死ぬまで持つ? 野村證券が「資産寿命」把握アプリ「OneStock」提供

自分の資産が健康寿命まで持つか。何年持つかを「資産寿命」と呼ぶ。それを計算してくれるスマホアプリを野村證券が提供する。複数の銀行や証券、年金などの情報を取得して資産を一元管理できる。マネーフォワードと共同開発。

[斎藤健二,ITmedia]

 野村證券とマネーフォワードは、共同で資産管理スマホアプリ「OneStock」を開発した。6月29日から無料で提供開始した。OneStockは、資産の見える化を実現する資産管理アプリ。野村證券の口座以外も含め、複数の銀行や証券、年金などの情報を取得し、資産を一元管理できる。当初iOS版のみの提供となる。

資産額だけでなく、自分の平均余命と「資産寿命」を計算して表示してくれる(画面右)

 特徴は、持っている資産の「寿命」を計算できることだ。「豊かな人生を過ごすうえで、健康寿命に対して持っている資産が足りるのか? そこに不安や関心が高まっている。健康寿命のように資産を保てる年数を『資産寿命』と呼ぶ。それを可視化するのがこのアプリの目的だ」(野村ホールディングス未来共創カンパニー長兼ブランド戦略共管の池田肇執行役員)

野村ホールディングス未来共創カンパニー長兼ブランド戦略共管の池田肇執行役員

 野村證券年金研究所のノウハウや統計を用いてロジックを開発した。年齢や金融資産などの項目を入力すると、資産が何年分残っているかを自動計算する。ただし現時点では、金融機関から取得した実際の資産データは使っていない。

 また各金融機関から取得した資産状況データは、基本的にはアプリ内の診断機能に使い、現時点では野村證券がセールスなどに使うことは想定していない。「もし今後、アドバイスがほしいというユーザーが出てきた場合、許諾を得た上で利用することも考えている」(池田氏)

 月額550円(税込)のプレミアムサービスでは、自動更新の頻度が上がり、追加の診断機能も利用できる。月間、年間の資産額推移、個別銘柄のパフォーマンスを一覧できるレポート機能、資産額や運用比率などが似ているユーザーと比較できる機能などを提供する。当初半年間は無料でプレミアムサービスを利用できる。

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