Web会議のコストは、他のBtoBのクラウドサービスと比べると安い。中でもZoomの有料版であるプロプランは1ホスト当たり月額2000円(税別、以下同)。上位のビジネスプランでも2700円と、“激安”といっていいレベルだろう。
Microsoft Teamsであれば、「Microsoft 365 Business Basic」が月額540円/ユーザー、「Microsoft 365 Business Standard」が月額1360円/ユーザーとなる。Zoomと違ってユーザーごとの課金だが、こちらはMicrosoft 365が使えたり、Word/Excel/PowePointを利用できたりと付随的なメリットも大きい。
Google Meetは「G Suite Essentials」が月額10ドル/ユーザー、「G Suite Enterprise Essentials」が月額20ドル/ユーザーだが、先述の通り20年9月30日まで無料で利用できるようになっている。
いずれにしても、ここまで見てきたような機能を考慮すると、大したコストではないといえるのではないだろうか。録画しておらず言った言わないのトラブルになったり、短い時間しか用意できず議論が深められない、というような状況になるくらいなら、Web会議システムは有料版を契約することをオススメする。しばらくは、テレワーク、ならびにWeb会議という流れは加速すると考えられるので、無駄な投資にはならないはずだ。Web会議サービスのフル機能を活用して、業務効率を向上させよう。
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