住民に愛されている都道府県、1位は「北海道」 47位は？：岩手県が急上昇

[ITmedia]

　あなたが居住している都道府県に愛着がありますか？　各都道府県の住民に聞いたところ、「愛着がある（とても＋やや）」と答えたのが最も多かったのは、昨年に続いて北海道（87.4％）であることが、ブランド総合研究所の調査で分かった。

住民の愛着度ランキングで北海道がトップ（画像はイメージ）

　次に多かったのは沖縄県（80.0％）で、昨年に続いて2位。3位は福岡県で、昨年の6位から上昇した。4位は岩手県。「コロナ禍において、47都道府県の中で感染者ゼロを最も長く維持していたことが全国的に注目され、達増拓也知事が『実直で粘り強い県民性』と評するなど、『まじめ』『すなお』『人柄がよい』などの長所をメディアで指摘され、県民が再認識する機会があったことで、県への愛着の増加にもつながったのではないだろうか」（ブランド総合研究所）

　5位の長野県（昨年11位）、6位の静岡県（17位）のほか、昨年と比べ伸びが大きかったのは、16位の香川県（37位）、22位の鳥取県（44位）、32位の栃木県（45位）など。ちなみに、昨年の調査で最下位だった茨城県は41位という結果に。今年の最下位は、昨年46位だった埼玉県。

都道府県の愛着度ランキング。「とても愛着がある」「やや愛着がある」「どちらでもない」「あまり愛着がない」「全く愛着がない」の中から選んでもらった結果を、それぞれ100点、75点、50点、25点、0点の比重で加重平均したものを「愛着度」とした（出典：ブランド総合研究所）

　インターネットを使った調査で、全国の都道府県から約340人ずつ、計1万5991人が回答した。調査期間は6月12日から29日まで。