8月の国内新車販売台数は、軽自動車を含めた全体のトップが、9カ月連続でホンダの軽自動車「N-BOX」だった。トヨタ自動車の「ヤリス」やホンダの「フィット」など、新型モデルが引き続き堅調だった。軽自動車では定番モデルが上位に入ったが、前年割れも目立った。
9月4日、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が速報値を公表した。
「N-BOX」はトップを維持したものの、前年同月比20.6%減の1万4514台だった。7月と比べても約1割減となっている。
全体の2位は、トヨタが2月に新型モデルを発売した「ヤリス」。登録車の中ではトップとなる1万1856台を販売した。7月より1割以上減少したものの、引き続き上位を維持している。3位はスズキの軽自動車「スペーシア」で、0.1%減の1万579台だった。前年並みの販売だったが、7月を約2割下回った。
4位はトヨタの新型SUV「ライズ」で9391台。ヤリスと同様に7月と比べると減少しているが、上位を維持している。5位はダイハツ工業の「タント」で、45.7%減の9151台だった。新型効果が大きかった前年と比べると大きく減少した。
6位はトヨタの「カローラ」で、56.4%増の8751台。新型効果が継続している。7位はダイハツ「ムーヴ」で、13.7%減の7594台。好調だった7月と比べると伸び悩んだ。
8位はホンダが2月に新型モデルを発売した「フィット」で、29.9%増の7158台。9位はトヨタ「アルファード」で、53.5%増の7103台。10位にはスズキ「ハスラー」が入り、98.0%増の6384台だった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング