埼玉県を中心に展開するスーパーのヤオコーは10月6日、一部の店舗を除き2021年1月1〜3日に臨時休業すると発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中でも勤務を続けた従業員に報いるのが狙い。
広報担当者によると、ヤオコーでは例年、1月1日と2月に開催する全社運動会の日だけを休業日としていたが、働き方改革を推進するために1月2日も休業するようになったという。また、コロナ下で働き続けた従業員の健康を考慮して、創業以来初めて20年9月13日に臨時休業を実施した。
首都圏を中心に食品スーパーを展開するサミット(東京都杉並区)では例年、1月1日と2日に休業していた。しかし、コロナ下でも勤務を続けた従業員とその家族に感謝するため、33年ぶりにほぼ全店を21年1月1〜3日に休業する。
ヤオコーやサミットのような動きは他の小売りチェーンにも広がるだろうか。
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