コロナ禍の影響でローソンストア100の「焼きいも」(税別100円、以下同)が売れている。9月24〜30日における全店の販売数量は前年同期比1.3倍だった。さらに、急激に気温が低下したこともあり、10月1〜10日の販売数量は同1.6倍と絶好調の状態が続く。
同社の焼きいもは、店内のレジ横に設置してある専用什器(じゅうき)に入れて販売している。専用什器は2段構造になっており、下段の遠赤外線オーブンで焼き上げた後、上段の保温ケースに移す。使用しているのは国産の「紅あずま」や「紅はるか」で、子どもから高齢者まで幅広く支持されているという。2019年の販売数は1店舗あたり平均で1日15本とのこと。
なぜ、今年はここまで焼きいもが売れているのか。同社の広報担当者は「コロナ禍の影響で、自宅で食べるのに向いている焼きいもを購入する機会が増えたのではないか」と分析する。自宅で過ごす時間が増えた結果、消費者は軽食やおやつとして楽しむようになったようだ。また、子どもと一緒に過ごす時間が増えた親が、焼きいもをスイートポテトのようなお菓子に使ったり、手作りパンに入れたりしているのではないかとも同社では分析している。
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